何事に於いても、突き詰めて考え、試行錯誤することを恐れない著者にパワーをもらえる本

炊飯器やホームベーカリーの他、シャープのヘルシオと
象印の圧力IH鍋を各2台ずつと、アイリスオーヤマの
熱風オーブン「リリック」をキッチンに備えているという
勝間和代さん。
勝間さんのことは、Voicyでちきりんさんとの
ライブ放送を聴き、初めて知りました。
美味しさも健康も妥協しない食事を3食、
手間をかけずに作るということを追求し、
数々のAI調理家電をフル活用した生活。
写真で見ると著者のキッチンは、
レストランの厨房のようです。
調理家電以外キッチンに置かれていないので、
いい意味で生活感がないからかもしれません。
さすがにうちのようなマンションの
狭いキッチンでは真似できませんが、
潔いまでのロジカル思考が心地よくて
一気に読みました。
美味しい料理をつくるためのロジック
- 食材の総重量を計量してから、塩や醤油、みその量を計算して加える
- 醬油は食材に火が通ってから最後に投入する
- 栄養損失を少なくするには野菜や肉は蒸してから使い、加熱し過ぎを防ぐ
- 調味料はいいものを厳選する
- 食材は下処理が楽で、価格もコスパがいいものを日常使いする
- だしは煮干しの水出し
- AI調理家電や時短キッチンツールを活用する
- 食材はネットスーパーで購入すれば、購入履歴が定番買い物リストになる
料理だけでなく、お金に関することや
健康のことなどにも言及されていますが、
大事なことは、家の中のものを少数精鋭に厳選し、
常に綺麗にしておくことでした。
スッキリした綺麗な家で過ごすことで、
- 自己肯定感が上がる
- ストレスから解放される
- 頭の中もスッキリ整理される
- 何事についてもロジカルに考えられる
- 常に家の中が綺麗になる
という良い循環が続くのでしょう。
まずは家の中も、時間の遣い方も断捨離しなきゃと、
つくづく思いました。
せっかくなのでうちにあるヘルシオももっと活用しようと、
目下時短料理にトライ中です。